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2018/5/5

龍馬の足跡~明治維新150年

今年は明治維新から150年。
各地でイベントや特別展などが催されていますが、京都でもその足跡を辿ることができます。
というわけで、繁華街の河原町エリアで、坂本龍馬の足跡をたどってみました。

まず三条大橋へやって来ました。
ここは江戸と京都を結ぶ道。界隈には旅籠が多かったと伝わっています。
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さて、その欄干の擬宝珠(ぎぼし)の1つに、刀傷があるのをご存知でしょうか?
池田屋騒動(1864年)の時についたものだとされています。(もう1つ、北側の擬宝珠にも傷跡があります。)
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さて、そこから木屋町通を南に下った付近に「酢屋(すや)」があります。
後藤象二郎に船中八策を授けたのがこの場所です。
龍馬さんの定宿でしたが、亡くなる直前に「近江屋(おうみや)」に宿所を変えています。
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そこからもう少し南に行けば、元・立誠小学校があります。かつての土佐藩邸です。
そんなに遠くないんですよね。

…あれ?
写メしたと思ったんですが…、何もない…orz
すいません、ここは画像ナシです。。。

ちなみに、その北側の道に「岬神社(土佐稲荷)」という、小さな神社があります。
「かつて土佐藩の敷地内にあって近所の方々の信仰も篤く、参拝のために藩邸の通り抜けが出来た」とか、「明治になって藩邸跡地の売却に際し、町内の有志によって現在の場所に遷座された」などの逸話があるそうです。
中には龍馬像がありますよー

さて、そこから河原町通りに出て左に曲がると、行き止まりの道があります。
京都ではめずらしい袋小路。実はこの道の先は、土佐藩邸の門だった場所です。
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そこからクルッと後ろを振り向くと、目の前にあるのが近江屋跡地
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今は回転寿司のお店になっていて、今ではその碑を残すのみ。
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実はこの大通り、路面電車を通すために拡張されているんです。つまり、それ以前は道幅が狭かったと…
さらに、龍馬さんがいたのは近江屋の奥にある屋敷の2階でしたので、もしかしたら、この碑の頭上にが相当するかもしれません…!(あくまでも妄想です!)

割と歩き回ったように見えますが、実は所要時間は約1時間程度なんです!

この河原町エリア、他にも中岡慎太郎寓居跡とか、いろいろと幕末・維新期にゆかりのある場所です。
お好きな方は、ぜひぜひ現地で妄想してみてください。

 

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