毎年、冬と夏にそれぞれ「京の冬の旅」「京の夏の旅」というキャンペーが京都市観光協会によって開催されます。
第53回 京の冬の旅
毎回テーマが違っていて、今回のテーマは「京都にみる日本の絵画 ~近世から現代~」。
狩野派や長谷川等伯といった、近世における日本を代表する絵師が取り上げられています。
個人的にスゴイと思うのは、下鴨神社近くにある旧三井家下鴨別邸で見られる伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風」の綴織。
模写とは言え、あの若冲を間近で見られる機会は滅多にありません。
もしお好きな方がいらっしゃいましたら、ぜひ足を延ばしてお立ち寄りください。
あと、この「冬の旅」と「夏の旅」の目玉は、何といっても非公開寺院の特別公開。
このキャンペーンの期間だけ、一部の非公開寺院が公開となります。
一ヶ寺の拝観料は800円。御朱印を集めておられる方にもオススメです。