２月３日は節分です。全国各地に神社はありますが、京都ならではの一押しスポットがあります。場所は須賀神社と聖護院というお寺。どちらも近くなのでおススメしています。

まず須賀神社。この名前を聞いて、ピンときた方がいらっしゃると思います。昨年のメガヒット映画『君の名は。』で、最後に主人公の２人が再会する場所が、東京の須賀神社でした。実はこの東京の須賀神社と京都の須賀神社、ぶっちゃけ何の関係もございません！！！ ちょっと流行に乗って言ってみたかったんです（笑）
とは言うものの、神社の名前の由来とご祭神が同じなので、同じ神社の名前となっています。東京の須賀神社のご祭神は須佐之男命（すさのおのみこと）と宇迦之御魂命（うかのみたまのみこと＝稲荷神）。一方、京都の須賀神社のご祭神は、須佐之男命（すさのをのみこと）と櫛稲田比賣神（くしなだひめのみこと）。夫婦神がお祀りされているので、古来、縁結びの神社として崇敬を集めてきました。だから京都のほうが縁結びにご利益がありそう…と思うのは、京都人の贔屓目でしょうか？（笑）

さらに！　顔を隠した「懸想文（けそうふみ）売り」なる怪しげな２人が境内に登場します。貴族のような衣装を身に着け、手に「懸想文」なるものを持って売り歩いているのですが、そのご利益がすごい！
いわく「人に知られないように鏡台やタンスの引き出しの中に入れておけば、着物が増えて、容姿が美しくなり、良縁にも恵まれる」とのこと！
しかも節分限定だそうですよ！

さらに、この神社の北側には聖護院というお寺があります。節分には豆まきが行われるのですが、なんと山伏が集結して豆を撒くのです！！
実はこのお寺、修験道の総本山として有名で、その起こりは東大寺の大仏より古く、密教と山岳信仰の融合した姿だと言われています。

さらにさらに両寺社までは、「うら～らか」からバス１本で行くことが可能なのです！　私たちスタッフの観光案内や説明は、「非常に役に立つ」と大変ご好評いただいております。 ご宿泊の方でご希望があれば、懇切丁寧にお知らせいたします。どうぞご遠慮なくお尋ねくださいませ～m(_ _)m