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2018/5/28

「高御蔵(たかみくら)」、拝観できるのは夏まで

京都御所は一年を通して一般公開(無料)しておられます。
日本語・英語・中国語でのガイドがありますので、ひそかな人気スポットとなっているようです。

拝観休止日やガイドの時間は、下記のリンク先をご参照ください。(別ウィンドウで開きます)
京都御所の参観について(宮内庁HP)

その「京都御所でしか見られないもの」と言えば、なんと言っても「高御蔵(たかみくら)」でしょう。「高御蔵」とは、天皇陛下が御即位される時に使用される特別な席です。
これは大正、昭和、今上天皇の「即位礼(そくいのれい)」で使われました。今上天皇が御即位される時(昭和から平成になった時)はテロに備えるために、秘密裡に分解して、自衛隊のヘリコプターで空輸し、皇居で再度組み立てられたそうです。

◆参考(外部リンク・別ウィンドウで開きます)◆
高御座の解体、秘密裏に 平成の即位の礼では伝承なく(京都新聞/2018年05月02日)

現在は京都御所・紫宸殿に安置されていますが、ここで見られるのは今夏まで。
東京へ運ばれた後、皇太子殿下が即位される時にまた使用されます。
ですから、今年から来年にかけて、しばらくの間は京都では見られなくなります。
(ちなみに東京への運搬に関する具体的な日どりは、明らかにされていません)

京都の人でも、意外と知らないんですよね、このこと。
もし御所を訪れる際は、あるいは通りがかることがあれば、ちょっと思い出して頂ければ幸いです。

★京都御所までのアクセス
うららか → バス停「千本丸太町(北行)」~市バス【201】~「烏丸今出川」下車、徒歩数分

【8月24日追記】

高御座の解体進む=9月に陸路東京へ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082000671&g=ryl

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